HOME > 消費者問題 > ワクワクメールで詐欺が多発?注意すべき手口と見分け方とは

ワクワクメールで詐欺が多発?注意すべき手口と見分け方とは

ワクワクメールでは詐欺被害が多発しているため、利用には注意が必要です。

悪質な手口と詐欺師の見分け方を確認して、騙されないよう対策をしておきましょう。

万が一詐欺に遭ってしまった場合でも、適切な機関への相談で被害回復が可能です。詐欺師に逃亡の隙を与えないよう、早めの連絡をおすすめします。

 

ワクワクメールで注意すべき詐欺の手口

ワクワクメールで注意すべき詐欺の手口

ワクワクメールで注意すべき詐欺の手口は、次の4つです。

  • プロフィール詐欺
  • 業者による詐欺
  • デート商法
  • 美人局

多発している手口や見分け方を知っていれば、詐欺被害は未然に防げます。ワクワクメールの利用を検討している方は、確認しておきましょう。

 

プロフィール詐欺

ワクワクメールで注意すべき手口は、プロフィール詐欺です。見た目の良い別人の写真をプロフィールとして設定しています。実際に会ってみると、別人だったという被害が発生しているため、外見が良すぎるプロフィール写真には注意しましょう。

ワクワクメールには、詐欺対策としてセルフィー認証があります。セルフィー認証とは、運営スタッフが提出された身分証とプロフィール写真を照らし合わせ、問題がなければ認証済みマークが表示されるサービスです。

詐欺師はより多くのターゲットを集める手段として、美男美女のプロフィール写真を使用しています。ほかの詐欺に巻き込まれる危険性もあるため、プロフィールをよく確認することが大切です。

 

業者による詐欺

ワクワクメールで注意すべき手口に、業者による詐欺があります。詐欺業者は、一般ユーザーを装い、勧誘行為や情報を騙し取る悪質な組織です。援助交際の斡旋や詐欺サイトへの誘導、個人情報を騙し取る被害などが問題になっています。

ワクワクメールのやり取りから、一般ユーザーを装った悪質業者を見極めることは非常に困難です。詐欺業者には以下のような共通した特徴があります。

  • すぐに会おうとする
  • 外部ツールで連絡を取りたがる
  • 外部サイトへの登録を促してくる
  • メールアドレスや電話番号を聞き出そうとする

ワクワクメールの監視を逃れて詐欺を行うために、外部ツールへ誘ってくるケースが大半です。一般ユーザーを装った悪質業者の可能性も考えて、やり取りは慎重に行なってください。

 

デート商法

ワクワクメールでは、デート商法による詐欺被害にも注意が必要です。デート商法とは、恋愛感情を利用して商品を購入させたり、サービスを契約させたりする手口です。

詐欺師が単独で犯行を行うケースだけでなく、お店側と共謀してお金を騙し取る被害も報告されています。「良いところを見せたい」「付き合えるかもしれない」と要求に応じてしまう方が多いため、注意してください。

デート商法は、実際に会わなければ防げる詐欺です。ワクワクメールでは詐欺が多発していることから、対面する際のリスクを十分に考えなければなりません。

 

美人局

ワクワクメールで注意すべき詐欺手口に、美人局があります。美人局とは、男女が手を組んでターゲットから金銭を要求する手口です。

ワクワクメールで出会った相手と性的関係になったあと、パートナーを名乗る人物が現れます。性的関係になったことを利用して、次のような手口で金銭を要求してくるため注意してください。

  • 未成年や不同意性交を理由に脅迫
  • 反社会的勢力に属している恫喝
  • 妊娠したと中絶費用を要求
  • 結婚しているとして慰謝料請求

美人局の被害に遭うと「家族に知られたくない」「大事にしたくない」と要求に応じてしまう方がほとんどです。怖い目に遭わないために、会う相手は慎重に選びましょう。

 

ワクワクメールに潜む詐欺師の見分け方

ワクワクメールに潜む詐欺師の見分け方

ワクワクメールに潜む詐欺師の見分け方を2つ紹介します。

  1. プロフィールを確認する
  2. メッセージをしっかり読む

詐欺師から身を守るには、自身での対策が必要不可欠です。やり取りをしている相手が詐欺師ではないか、見極めるポイントを紹介します。

 

プロフィールを確認する

ワクワクメールに潜む詐欺を見分けるには、以下の特徴がないかプロフィールを確認してください。

  • 見た目の良いプロフィール写真である
  • 希望タイプやコミュニティの設定が適当である
  • セルフィー認証済みでない

詐欺師はルックスの良い別人の写真で、より多くのターゲットを集めます。本人の写真かどうかを証明するセルフィー認証済みマークがあるかを見定めましょう。詐欺師が使用している写真は無断転載である場合が多く、プロフィール詐欺の対策としてGoogle画像検索で確かめることも有効です。

本当に出会いたいのであれば、希望タイプやコミュニティを設定します。プロフィール設定が適当である相手には注意しましょう。

 

メッセージをしっかり読む

ワクワクメールに潜む詐欺師を見分けるために、メッセージをしっかり読むことが大切です。

詐欺師のメッセージには、以下のような特徴があります。

  • 性的関係を匂わせるメッセージ
  • 会う場所を執拗に指定
  • 外部ツールやサイトへ勧誘
  • 出会って間もなく会うことを提案

詐欺師は金銭を騙し取るために、1人のターゲットに対して時間はかけない場合がほとんどです。会うことや性的関係になる際に、早い段階で誘われたり、すぐに同意したりする相手には注意してください。

相手が詐欺師であれば、メッセージに手がかりが残されています。小さな違和感やポイントを見逃さず、ワクワクメールに潜む詐欺師から身を守りましょう。

 

ワクワクメールで詐欺に遭わないために

ワクワクメールで詐欺に遭わないために

ワクワクメールで詐欺に遭わないための対処法が2つあります。

  • 個人情報は安易に教えない
  • 会う相手は慎重に選ぶ

詐欺師の見分け方を知り手立てを講じていれば、被害に遭う確率を下げることが可能です。ワクワクメールを安心して利用できるよう、対策を行いましょう。

 

個人情報は安易に教えない

ワクワクメールで詐欺に遭わないために、個人情報を安易に教えないでください。詐欺師は、個人情報から容易に身元を特定します。

身元を特定されることによって考えられるリスクが、次の3つです。

  • 「職場に電話をする」「家族に伝える」などと脅される
  • 二次被害の恐れがある
  • 大量のスパムメールが届く

情報を直接聞き出す手口だけでなく、誘導先の外部サイトでデータが抜き取られる被害も発生しています。

ワクワクメールで出会った相手から外部ツールやサイトへの登録を促されたり、個人情報を聞き出されたりした場合は、詐欺師の可能性を考えましょう。

 

会う相手は慎重に選ぶ

ワクワクメールで知り合った相手と会う際は、慎重に行動しなければなりません。ワクワクメールではさまざまな詐欺被害が報告されており、会う相手を慎重に選ぶ必要があります。

会う際は、以下のポイントに気をつけてください。

  • 日時を相手の都合に合わせない
  • 待ち合わせ場所を指定する
  • 馴染みのある土地や人の目がある場所で会う
  • ワクワクメール内でやり取りをする

詐欺師に共謀者がいる場合、段取りや犯行パターンがあるため、日時や場所を指定する傾向があります。予定を決める際は、相手に主導権を握らせないようにしましょう。

危険な目に遭った場合を想定して、対処ができる場所で会うことをおすすめします。やり取りの時点で、少しでも怪しいと思った相手とは会わないようにすることも大切です。

 

ワクワクメールで詐欺に遭った際の相談先

ワクワクメールで詐欺に遭った際の相談先

ワクワクメールで詐欺に遭った際の相談先を4つ紹介します。

  • 運営会社
  • 消費生活センター
  • 警察
  • 弁護士

詐欺師は逃亡するケースが多いため、被害回復には迅速な対応が必要です。詐欺に遭ってしまった方は、早めに適切な機関へ相談しましょう。

 

運営会社

ワクワクメールで詐欺に遭った際は、運営会社に相談してください。ワクワクメールでは、サポート監視体制や通報機能など安心安全への取り組みが行われています。

安全対策をしっかり講じている運営会社へ通報すれば、厳しい対処が期待できるため、早めに相談してみましょう。詐欺師に逃げる隙を与えないために、迅速な対処が重要です。

詐欺師が運営会社に危険人物だと認められ、利用停止や強制退会が行われれば、被害拡大を防げます。ワクワクメールで被害に遭った際は、早めに運営会社へ報告してください。

 

消費生活センター

ワクワクメールで被害に遭った際の相談先として、消費生活センターも有効です。消費生活センターでは、専門の相談員から被害回復に向けたアドバイスを受けられます。過去の相談や似た被害から、解決への糸口を掴めるかもしれません。

消費者ホットライン「188」へ連絡すると、最寄りの消費生活センターに繋がります。返金請求する場合は、ほかの専門家への依頼も必要です。

ワクワクメールの被害は、消費生活センターへ連絡してみましょう。

 

警察

ワクワクメールでの詐欺被害は、警察へ相談してください。警察には、相談専用電話窓口「#9110」が設けられています。詐欺の判断に迷ったり、被害回復に向けて何を始めれば良いかわからなかったりする場合、直接出向くことなく相談が可能す。

ワクワクメールの被害は大半が好意につけ込んだ犯行で、詐欺の発覚が遅れるケースが多数報告されています。少しでも不安を感じた際は、外部へ相談することが大切です。

客観的に見ればおかしいと気づける被害でも、好意を持った相手には判断が鈍ってしまいます。ワクワクメールでの詐欺被害には、警察相談専用電話「#9110」の利用を検討してみましょう。

 

弁護士

ワクワクメールでの詐欺には、被害回復から返金請求まで担ってくれる弁護士への相談がおすすめです。法律の専門家を代理人とすることで、強気に出ていた相手が、態度を変え被害回復に成功した事案があります。

弁護士へ依頼する際は、証拠が必要です。相手とのやり取りや通話記録は、写真やスクリーンショットなどで保存しておきましょう。

詐欺師は金銭を騙し取ったあと、証拠を消して逃亡するケースが大半です。誘導された外部ツールやサイトでやり取りをしていた場合、証拠を消される可能性が高いため注意してください。

ワクワクメールでの被害は、マッチングアプリや出会い系サイトを利用した詐欺の解決実績がある弁護士へ相談しましょう。過去の解決経験から、スムーズな被害回復が期待できます。

 

ワクワクメールでの詐欺被害は当事務所へ

ワクワクメールでの詐欺被害は当事務所へ

ワクワクメールでの詐欺被害は、当事務所へ相談してください。在籍弁護士が、過去の事案や返金請求実績から最適な方法で解決へと導きます。

被害回復には証拠が重要になるため、被害から間もないうちの対処が必要です。詐欺師に逃亡の時間を与えないよう、早めの相談をおすすめします。

当事務所では無料相談が可能です。ワクワクメールでの詐欺被害にお悩みの方はぜひお役立てください。