ST5は投資詐欺で決定か!出金不可能な手口で被害が拡大中
ST5は海外のFX業者ですが、投資詐欺だと疑われています。SNSを利用してターゲットと接触し、架空の儲け話で投資に勧誘してくる可能性もあり注意が必要です。
詐欺被害に遭った場合は慌てず冷静に対処しましょう。返金を希望する際は、弁護士への相談を推奨します。
ST5が投資詐欺だと疑われている理由
ST5が投資詐欺だと疑われている理由は、以下の2つです。
- ライセンスの取得が不明瞭
- 派手な広告で宣伝している
ST5の被害を訴える声が増えており、インターネット上でも「詐欺ではないか」と話題になっています。ST5が投資詐欺だと疑われている理由を確認して、被害を未然に防ぎましょう。
ライセンスの取得が不明瞭
金融庁の金融商品を扱う許可リストにST5の記載がないことが、詐欺業者だと疑われる理由の一つです。
日本で金融商品やサービスを取り扱う場合は金融庁の登録が必要です。登録にあたって、業者には虚偽広告の禁止、トラブル時の対応窓口の設置など投資者保護の体制が求められます。
ST5は金融庁の許可リストに記載がないことから、法律を守らずに運営しており、投資者保護の体制が確保されていないと言えるでしょう。
規則に則って正しく運営している海外の業者は多数あります。もしST5が怪しいと思った場合は、業者の詳細や金融庁への登録などを十分に確認することが大切です。
派手な広告で宣伝している
ST5が詐欺だと疑われる理由には、派手な広告で宣伝していることも挙げられます。ST5は驚くほど高いリターンを謳ってターゲットを集客しているため注意が必要です。
サービスの効果を実際のもの以上にアピールする誇大広告は、消費者に誤った認識を抱かせる恐れがあることから法律で禁止されています。ST5の広告も現実的ではない利益を必要以上にアピールしており、誇大広告であると言わざるを得ません。
FacebookやInstagramの広告を見てST5に参加し、被害に遭った方が大勢います。ST5はSNSでもターゲットを勧誘しています。身近なSNSにも詐欺広告は潜んでおり、利用者が多いツールが安心だとは限りません。
「絶対に儲かる」や「ハイリターン」などの派手な広告を信じて、被害に遭わないように注意してください。
ST5の詐欺手口4選
ST5の詐欺の手口は、以下の4つです。
- 架空の儲け話で勧誘してくる
- 連絡しても拒否される
- 資金の引き出し要求を拒否してくる
- SNSやマッチングアプリで近づいてくる
代表的な詐欺の手口を知ることで被害を未然に防げます。少しでも怪しいと思った際は、投資業者と距離をとって冷静に考えてみたり、誰かに相談したりして詐欺に遭わないように注意しましょう。
架空の儲け話で勧誘してくる
ST5は架空の儲け話で詐欺の投資案件に勧誘してくるため注意が必要です。詐欺師は「絶対に儲かる」や「元本保証」といった常套句で儲け話を持ちかけますが、投資にリスクがないことはあり得ません。
ST5は投資のプロを装い、「私も儲かっている」や「私がサポートしてあげる」などと言い寄ってきますが、すべて嘘である可能性が高いでしょう。
ターゲットに嘘を信じ込ませるために、偽の実績や捏造した利用者の口コミを提示する場合もあるかもしれません。
詐欺師はターゲットの信頼を得ようと巧みな言い回しで言い寄ってきます。詐欺師から自身を守るためには、うまい話に簡単に乗らないことが大切です。
連絡しても拒否される
ST5の詐欺手口には、ターゲットが連絡しても拒否されることも挙げられます。
詐欺師の狙いは金銭のため、ターゲットからの入金を確認できれば、突然連絡が途絶えます。ターゲットが騙されたと気付く前に詐欺師とは音信不通になり、行方をくらませるでしょう。運営会社の詳細が不明なST5に逃げられてしまうと、連絡をとる方法はありません。
詐欺師は最初から逃げるつもりでターゲットと接触しているため、自身の情報を出さないように振る舞う場合が大半です。ターゲットにはアプリの連絡先しか知らせていなかったり、名刺の名前や勤務先が嘘だったりするケースもあります。
ST5に金銭を支払う前に、相手の情報が極端に少なくないかの確認が大切です。
資金の引き出し要求を拒否してくる
資金の引き出し要求を拒否することも、ST5詐欺の手口の一つです。出金を拒否するだけでなく、詐欺師は以下のような理由でターゲットに追加入金させようと企んでいます。
- 出金にかかる手数料
- 投資のサポートにかかる手数料
- 税金
出金の手続きを理由に、本人確認書類やクレジットカード情報を要求されることもありますが、悪用される恐れがあるため決して提出してはいけません。
出金に応じてもらえない場合でも追加の入金はせず、専門家に相談しましょう。
SNSやマッチングアプリで近づいてくる
ST5はSNSやマッチングアプリを使ってターゲットに接触し、詐欺を働きます。
SNSやマッチングアプリなどのツールを活用してターゲットを見つけ、メッセージでコミュニケーションを図りながら信頼関係を構築します。信頼関係を確立したあとで、詐欺投資への出資を持ちかける流れです。
投資詐欺師が著名人になりすまし、「投資教室を開催する」や「儲かる投資話を教える」とSNSで接触するケースも報告されています。
ターゲットは詐欺師のことを信じているため、知らないうちに騙されており被害に気付かない場合も多く、注意が必要です。
以下の記事では、投資詐欺の手口や投資詐欺に遭った際にすべき行動などについて詳しく解説しています。
本記事とあわせて、ぜひご覧ください。
ST5の投資詐欺被害を放置すると
ST5の投資詐欺を放置すると、以下のような被害に遭う恐れがあります。
- クレジットカードが不正利用される
- 預金をすべて引き出されてしまう
- 個人情報を売買される
ST5に関わるとお金を失うだけではすまない場合があります。被害の放置は絶対にやめましょう。
クレジットカードが不正利用される
ST5の投資詐欺被害を放置すると、クレジットカード情報が不正利用される可能性があります。出資の際に入力したクレジットカード情報が盗まれ、不正利用される被害があとを絶ちません。
ST5を利用する際にクレジットカード情報を入力してしまった場合は、ただちにカードの一時停止の手続きをしてください。クレジット会社によっては、カードを利用するとスマートフォンに通知が来たり、メールが自動送信されたりするサービスがあります。事前にサービスの設定をしておくと、身に覚えのない利用があった際にすみやかに気付けます。
クレジットカード情報の入力は、信頼できる会社の公式サイトでのみ行いましょう。
預金をすべて引き出されてしまう
ST5詐欺を放置することによって、預金を勝手に引き出される危険性もあります。
詐欺師は不正に入手したターゲットの口座情報をもとに、キャッシュレス決済サービスを開設し、銀行口座と連携させます。連携された口座から預金を不正に引き出されてしまう被害が相次いでいるため注意が必要です。
銀行口座の利用明細に不審な取引がないか確認しましょう。身に覚えのない取引があった場合は、まず銀行と利用明細に記載されている店舗へ連絡して詳細を確認してください。
個人情報を売買される
ST5の投資詐欺被害を放置すると、個人情報を売買される恐れがあります。個人情報は「ダークウェブ」と呼ばれる、一般的な方法ではアクセスできない非合法なデータが集まる場所で売買されています。
ST5に登録する際に入力した名前や生年月日、住所、電話番号などは売買される可能性が高いでしょう。売買された個人情報は、悪意のある人間に利用される危険があります。
ST5を利用してしまった場合は、IDやパスワードを変更したり、メールアドレスを変えたりするといった個人情報を守る行動が必要です。
万が一、悪用されてしまった際は、専門家への相談を推奨します。
ST5の投資詐欺に遭った場合の対処法
ST5の投資詐欺の被害に遭った場合の対処法は次の4つです。
- 被害に遭った証拠を収集する
- 二次被害に注意する
- 警察に通報する
- 投資詐欺の解決実績のある弁護士に相談する
時間が経つほど詐欺師に逃げる猶予を与えてしまい、被害の回復も難しくなってしまいます。慌てず冷静に行動しましょう。
被害に遭った証拠を収集する
ST5の詐欺に遭ったと気付いた際は、すみやかに被害の証拠を収集してください。ST5の詳細を特定できる可能性があり、スムーズな返金請求に役立ちます。
有効な証拠となる情報は、以下のとおりです。
- 投資に関する説明資料
- 商品や権利を購入した際の契約書
- 支払った金銭の領収書
- 振込先の口座情報
- 詐欺師の名前・会社名・住所・電話番号などが記載された書類
- 郵便物やメール・LINE・DMなどST5とのやり取りの記録
役に立たないと自身で判断せずに、関係しそうな証拠はすべて集めてください。被害に遭った経緯をまとめておくことも有効です。
二次被害に注意する
ST5の投資詐欺に遭った際は、二次被害にも注意しましょう。
二次被害とは過去に詐欺に遭った方が、被害回復といった理由で新たに金銭を騙し取られることです。一度詐欺に騙された方は、ST5のような悪徳業者が作るリストに載ってしまい、何度も被害に遭う可能性があります。
被害救済を謳い、警察や公的機関になりすます悪質な詐欺師にも注意が必要です。
警察や公的機関と言われると信じてしまう方は多いかもしれませんが、詐欺被害救済の連絡が来ることはないため、冷静に対応してください。
警察に通報する
警察への通報は、ST5詐欺に遭った際の対処法です。警察に詐欺被害を相談するメリットは以下の4つです。
- 被害の拡大防止
- 被害者の保護
- 法的手続きの裏付け
- 被害回復のサポート
警察に相談する際は、可能な限り詳細な情報を伝え、証拠を提供しましょう。直接警察署へ出向くだけでなく、都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口や警察相談専用電話「#9110」も活用してください。
警察が詐欺の手口や特徴を把握することで対策を練り、同様の被害を防ぎます。詐欺被害に遭った際は、できるだけ早く警察に相談しましょう。
投資詐欺の解決実績のある弁護士に相談する
弁護士への相談もST5詐欺の有効な対処法の一つです。返金を希望する場合は、投資詐欺の解決実績がある弁護士への相談を推奨します。
知識のない被害者が、詳細のわからないST5に自身で返金請求することは困難です。弁護士は法律の知識や経験をいかして被害回復に取り組めるため、個人で問題に対応するよりもスムーズに解決します。
弁護士を通して交渉や返金請求をすることで、詐欺業者にプレッシャーを与えられます。弁護士の介入により、裁判沙汰を避けたい悪徳業者が要求に応じる可能性が高まるでしょう。
ST5詐欺から返金を望む場合は、早急に弁護士への相談をおすすめします。
ST5の投資詐欺に騙されたら当事務所へ
ST5の投資詐欺に遭った際は、当事務所へご相談ください。
当事務所は多くの投資詐欺の被害回復事案を受任しており、豊富な経験とノウハウがあります。被害金額に関係なく、ご相談者様に寄り添った対応が当事務所の強みです。ご依頼後は、迅速に詐欺業者の特定や返金交渉を行います。
LINEやメール、電話での無料相談を行なっています。ST5から詐欺に遭った際は、ぜひ一度当事務所の無料相談をご活用ください。